彫刻を彫る
この作り話はフィクションです。実際に実在する名前とは一切何の関係もありません。
ここで、とある美術館と中継が繋がっております。穂華子キャスター?
はーい!私は現在、Say Yo 美術館に入館し、その館内におります!
今回ご紹介するのはこちら、「勘がある人」の彫刻でございます。
この彫刻はですね、モダンという彫刻家によって彫られた彫刻で、19000年代に製作された作品なんですねー。
> 作者名の割に、結構昔に作られた古い作品なんですね。
はい〜。「勘がある人」が何を表現しているかについては未だに様々な多数の説が唱えられているのですが、一説によりますと作者自身を表しているという説もあるようです。
また、この「勘がある人」は元々「遅刻の門」の一部分として門に装飾されていたものなんです。「遅刻の門」は、モダンが当時、非常に大ヒットした楽曲にインスピレーションを受けて彫られた彫刻といわれており、とてつもないスケールで作られた非常に壮大な作品となっております。「遅刻の門」は、元となった曲の歌詞で歌われている、「遅刻」という名の巨大な絶望を表した様々なシチュエーションがゴージャスに彫刻として彫られた豪華な門です。そしてなんとこれ、まだ未完成のまま作者が亡くなってしまっている作品なんですねー。未完成の今の状態でもとっても非常に感動を呼ぶ作品となっているのですが、完全に完成したら一体どんな素晴らしい作品になったのでしょう!?
美術館の入口には「遅刻の門」のレプリカも飾られているので、ぜひ皆さんも Say Yo 美術館に足を運んでご来場なさってください!
> ちょっと待ってください、入口に?
> ……ということは、穂華子キャスターは「遅刻の門」もご覧になったということですか?
はい!私はキャスターとして、皆さんより一足先に足を運んで鑑賞しに行って参りました。入口の「遅刻の門」は本物より小さな縮小版なのですが、細部のこだわりがすごくて、本当に繊細で丁寧な造りになっており、非常に惹き込まれました!
> へぇ〜すごいですね。それでは、ありがとうございます。穂華子キャスターでした。
重言(頭痛が痛い構文)シリーズ
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